とぴーのゲロっと日記

腹黒さを押さえ込んでいたら便秘になりました

痔に泣いた話

いきなりですが、とぴーは痔です。

出産前からあったと思います。(うろ覚え)

 

自分で書いていおいてなんですが。

下半身のお話は…苦手なんです。

自分で自分のブツを見るのもタブー視していて。

痔にずっと悩んでいたけど、積極的に治療はせず。

ひたすら自己治癒力にまかせておりました。

 

が。

今回の痛みは、別格でした。

 

それは8日ぶりのお便りで。(便秘がひどいんです)

カッチカチの大きなお便りが、ドーンと出ました。

 

大抵こんな硬いお便りが出ると、痔も出てきて腫れて痛みます。

いつもはただ安静にして時間が過ぎ自己治癒力が働くのを待つのですが。ふと、温泉に行って温めてこようと思いつき。

ナトリウム温泉(舐めると塩味がする温泉)の刺激が強すぎたのか。

風呂上りにクーラーの効いた休憩所で2時間漫画を読んだのが悪かったのか。

お尻の痛みはどんどんひどくなるばかり。

歩くのも痛い、車に座るのも痛い、運転はもっと辛い。

 

それでも片道20分の距離を帰り、家についてすぐに横になりました。

が、寝ていても痛い!

スマホゲームして気を散らしても痛い。

夜中になり、眠りたくても痛くて寝れない。

ジンジン、ズキズキ。止まない陣痛のよう。

 

一睡もできずに朝がきました。

その日は子供の学校行事があり、親が出席出来ない場合代理が必要で。

ママ友がいない私は途方にくれましたが、この痛みでは外出は絶対に無理!

娘の友達で唯一知っている電話番号に電話し、その子のお母さんに思い切って代理を頼みました。

 

その後。寝ていても一向に痛みは治まらず。

あまりの痛みに、とうとう肛門科に行きました。

女医さんで安心したのもつかの間。

「あーこれはひどいね。出たのは戻さないと痛いよ」

と言って、梅の実ほどに膨れ上がった痔を肛門に押し込みました。

「!!!」

もう泣き叫ぶ痛さで。

「すぐに動くとまた出てくるから、15分ほど横になってて」

と言われ、処置室で横になっていました。

そしたら猛烈に尿意が襲ってきて。

でもトイレに行っても出ないんです。

強引に腫れた痔を戻したので、膀胱が圧迫されたんだなーと。

 

20分ほど経って先生に診てもらいお薬を出されて帰りました。

が。

時間が経つほどに、また痛みが襲ってくる。

 

もう恥ずかしいとか、タブーだとか言っている場合ではない。

私の肛門はどうなっているんだ?と鏡で見てみると…

肛門から赤黒い血豆が小豆の大きさぐらい飛び出ていました。

それがもう、痛いのなんの。

 

先生に「また出てきたら、中に押し込めるように」と言われていたので

その血豆をギューギュー押し込みますが、余計にひどくなって出てくるだけ。

小豆サイズが大豆サイズになり、もう悶絶の痛さ。

 

陣痛は2度体験して、気絶するほどの痛みは知っていますが、

陣痛は周期があり、痛みと痛みの間は休憩タイムがあります。

が、今回の痔の痛みは全くの休みがない!

横になろうが何しようが痛い!痛くて涙がでる、うめき声が出る。

昨日の夜より痛い。ひたすら痛い。

 

次の朝、なんとか病院まで行きました。

診察台に上がるのも苦労するほどの痛み。

先生はお尻を見るなり「あー嵌頓(かんとん)だね」

「血豆を切って血をだすと痛みは落ち着くけど。切る?」

即手術。

部分麻酔が、猛烈に痛い。

麻酔の注射を打ったすぐに、血豆を切開。

血豆をギューっと押す痛みに泣き叫ぶ。

「力入れないで!力抜いて!」となんども怒られる。

3つの血豆をとり、終わった後も痛くて涙が溢れ出す。

 

手術前の痛みよりはマシになり、家に帰って少し眠れる。

湯たんぽで温めつつ、後は日にち薬。

 

ひたすら横になっていたので、することもなくスマホで痔について勉強しまくりました。

今回の症状は「嵌頓痔核(かんとんじかく)」というもので。

便秘や冷え、ストレスなどにより急に痔が腫れる。

似た症状で「血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)」というのもあって。

こちらは痔がない人でも、急に血豆になって腫れる。

私はもともと痔を持っていたので「嵌頓痔核」なのだ。

 

肛門専門みのり先生のブログを読んでいくと

これらの症状になったとき、腫れている痔を無理やり押し込めると悪化する…とあり!

あー、それで私のお尻はひどくなったんだな〜と。

 

長くなったのでその後の経過はまた。