とぴーのゲロっと日記

腹黒さを押さえ込んでいたら便秘になりました

嫌な気持ちほど思い出すワケ

本当の気持ちはなかなか出てこない。

 

どうしてこんなに苦しいのだろう。

わかってもらえない、って思うのだろう。

 

誰に、何をわかって欲しいのか。それすら分からない。

 

本当。本当。本当。。。。

 

今の、このどうしようもない自分こそ

本当の自分なのか?

 

もう否定しなくていいよ。

もうダメだと思わなくていいよ。

 

 

そんな言葉を投げかけながら。

 

自分の醜い感情に蓋をする。

 

 

 

ひどい扱いをされたのに、

その人のことを、何度も思い出しては嫌な気持ちになる。

 

本当はその人と”いい関係”になりたかった。

横柄で高圧的な態度をされていたのに。

そういうタイプの人が嫌いで苦手なはずなのに。

 

嫌だから、何度も思い出すのだと思っていた。

 

でも。

 

そもそも。嫌なのに、なんで思い出すの?

 

もしかして。

その「嫌な気持ち」が好きなんじゃないの?

 

 

 

不思議なもので。

人は時々「臭い」ものを何度も嗅ぐ。

嫌な出来事を何度も思い出す。

やめたほうが良いと知りつつ、会ってしまう。

 

「嫌な感情」も。。。。ひとつの快感なのだ。

 

 

美容師のイケメン兄ちゃんを思い出して気持ちよくなるのも。

嫌味を言ってくる人を思い出して嫌な気持ちになるのも。

 

どっちも感情の上で「快感」だとしたら。

 

 

 

こうやって何度も何度も思い出す、理由が分かる。

 

 

本当の自分は、決して「良い人」の部分だけじゃなく。

ドロドロでアホな選択をしてしまう部分を含む。

 

あんなに気持ち悪くて、嫌味で、器が小さくて(身長も小さい)

高圧的で世俗的で、人として大っ嫌いな男に、

私は惹かれていたのかもしれない。

 

そんな自分を認めたくなかった。

 

 

性犯罪とか虐待とか、一番嫌いなキーワード。

そんなことを考えただけでも、身震いして怖い。

 

ものすごく嫌って、怖がっているのは

私の中にそのテーマの「ひっかかり」がある。

 

 

大っ嫌いなタイプの気持ち悪い男に触られることを

想像しただけで、吐きそうだけど。

どこかでそれを自分にさせたい欲望があるのかも。

 

それは自分を不幸にしたいと思う、根深い自分への恨み。

 

 

「幸せになりたい」って口では言いつつ。

私を含め世の中の多くの人が「自分だけは許せない」と思っている。

 

それは「理想的な自分」になれていない自分に腹を立てている。

 

他の誰を恨んでいるのでもない。

私が恨んで許せないのは、このちっぽけな私なのだ。

 

 

「憎しみ」と「愛」が全ての行動を司る。

 

 

私は私を「愛」しつつ

私を「憎んで」いるんだ。

 

 

だから本当の自分がわからなくなる。

まさか、自分が自分を憎んでいるなんて。

そんなはずない、と否定するから。

 

 

夫との関係も。

仲の良い時と、絶望的になる時と。

両方同じぐらいある。

 

それは私の中に

「私を大切にしたい」気持ちと

「私を不幸のどん底に落としたい」気持ちの両方があるから。

 

 

 

 

このダークサイドな気持ちを、認めてほしくて。

私に分かってほしかったんだ。

 

本当の私は、綺麗な部分だけじゃなく

汚くて醜くていやらしい部分もある。

 

その両方が私。

 

認めて受け止めた後。

好きな現実を選べば良い。

 

 

まずは。認めてみる。

 

あの「気持ち悪い男」と”いい関係”になって

めちゃめちゃに犯されてみたかった。

 

そう ちらっとでも心の片隅で思ったこと。

 

 

 

そんなの、現実に起きたら困るし絶対嫌だけど。

 

そう思えば思うほど、

自分がイケメンの大好きな人に抱かれる現実も起こさない。

 

 

好きなのか嫌いなのか、もはや分からなくなった夫に抱かれるだけ。

 

 

なんのために、生きているのか。。。わからなくなるだけ。